主にアフリカ音楽に見られる、リズムを合わせる事になれている我々にはちょっとずれて聞こえるような音である
しかしながらそのリズムは3重4重と幾重にも重なりとてつもなく複雑な構造を持っている
僕の友人に「ムビラ」という親指ピアノの王様と言われる楽器をやっている人がいる
その楽器には指ではじいて音を出すピアノの部分があり、その周りにビールの栓がたくさんついていて、音をはじくたびにそのビール栓がガシャガシャと鳴り、アフリカの街の雑踏のような。森の音のような不思議な音が出る。
またムビラも合奏が基本としてあり、ここにも一種のポリリズムが用いられたりする。
ムビラの演奏を聴くと不思議な空間に包まれ何だか異空間へワープするような感覚になる
聞いた事が無い人は是非一度は聞いてみてもらいたい音だ
ちなみに僕の友人は以前は「チョコリンガーズ」という3人組だったが、今は「ニューアース」という2人組で京都を拠点に全国各地で活動している。
アフリカの文化は本当に独特の進化を遂げていて非常に興味深い
アフリカ彫刻の立体感というのも変わった構造や形をしている。
アフリカの人々は「神や自然に対する意識」そのものを彫刻のカタチとして変換している、そのため実際の人体や動物の形、プロポーションを意識しているのではない。
このようなカタチをヨーロッパのリアリズムを元にした彫刻観念から見てはいけない、カタチを構成する上での根源が全く違う。
しかしながらそのカタチは純粋な思いから生まれているからか、人間の意識の深いところに突き刺さるものがあり熱のようなチカラ強さを感じる。
またアフリカ彫刻にもポリリズムのような複雑な構造が含まれている。
頭、腕、体、足、それぞれが別個のリズムを持ち、それが全体として一つの音楽を奏でている
この構築のされ方は、西洋彫刻に見られる、全ての部分が、流れるような一体感を持ちハーモニーを奏でる彫刻の構築のされ方とは別個のものだ
カタチの本質というのは、その表面的なあり方ではない
何を思い、何を目指し、何を伝えようとしているのか、、、、、
そこの部分が人の心に伝わる核心を生むのである




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